コラム①「心と体は繋がっている」

2022年05月27日 11:22

心と体はつながっている

整骨院で修行時代、
肩の筋肉が、それまで見たことが無いくらい盛り上がり、物凄く硬くなって痛みを訴える患者さんがいました。

治療したその日は少し楽になり、筋肉も和らぐのですが、翌日にはまたすぐに元通りに…
その繰り返しで、僕たちも懸命に治療するのですが、どうしたものかと相談していました。
すると、ある日突然物凄く柔らかい肩になったのです。

よくよく聴くと、息子さんが大学受験でこの数ヶ月、気が気でなかったのが先日合格されてホッとしたとの事でした。

僕が心と体は繋がっているのを身をもって知った最初の経験でした。。。


次は、
膝関節の痛みで長く通院していた、おばあちゃんがいました。
前任の先生が退職したので、僕が新しく担当する事になったのです。

当時、経験もソコソコ積んでいた僕は、その方の治療も上手く進み膝は治ってしまいました。
生活に支障が出る位の症状だったので、とても喜んで下さいました。

でも少しして、「肩がちょっと痛い」とまたすぐ来院されるようになり、それが治ると今度は「足首が…」と言うように、生活に支障がない位のちょっとした痛みで来院が継続したのです。

しかも、そのちょっとした痛みをこちらが治そうと集中して取り組めば取り組む程、そのおばあちゃんの顔が曇り雰囲気も悪くなって、会話がぎこちなくなるのです…

ある時、気がつきました。。

そのおばあちゃんは、整骨院に来るのが楽しみだったのです。
顔馴染みの患者仲間との待合室でのお喋りや、僕たちスタッフとの治療を介した世間話や、談笑…
だから、こちらの「痛みを治す為だけのやり取り」は心地良くなかったのでしょう。
痛みが無くなれば整骨院に来る理由が無くなるからです。

後に人間は無意識に痛みを作り出す事もあるのを知ります。
(勿論、おばあちゃんは無意識的に行っていたのでしょう)

それに気づいてからは、ちょっとした痛みを完全に治す事に躍起になるのを止め、その方との“治療を介した会話”に重きを置くようにしました。
すると、お互いとても雰囲気が良くなったのです。。


最後の話は僕の事なんです。

20代の終わり頃から30代に掛けて、
“物凄い腰痛”に悩まされていました。

おそらくギックリ腰は100回以上はなっていますし、痛みで全く動けなくなり、救急搬送で入院も経験しています。
日々の臨床でも、僕より酷い腰痛の人を見た事が無いくらいでした。。

キネシオロジーの筋肉反射テストをしている図

タッチフォーヘルスに出会う

僕の腰痛は酷い時期、2年間走れなかったんです。
そんな自分の腰痛を治すため色んな療法を試し受けに行きました。

しかし、どれも中々「これだ!」と云うモノを得られず、がっかりするばかりでした。
(数回通ったくらいで止めたモノもあり、根気よく行けば軽減したか知れませんが、当時の僕にそこまで思わせるモノもなかったという事でしょうか)

そんな時

『タッチフォーヘルス・キネシオロジー』

に出会います。


それまでの治療家側が一方向的な判断をして、施術していくというスタイルではなく、
患者の「身体が教えてくれる“反応”」に従って進めていく事と、

「治ったら何がしたい?」
「この痛みの意味するモノは?」等

と言った今の視点から未来の事までカウンセリングで明確にしていく

『その人の心』

にまで焦点を当て、施術を進めて行くスタイルがとても新鮮でした。
(それまでの治療は構造的な部分しか見ないことが多かったからです…)

タッチフォーヘルスを初めて体験した帰り、僕は2年間走れなかった横断歩道を走って渡れた感動を今でも忘れられません。

その後、
「この手法を学ばなければならない」と強く思ったのは治療家としては当然の事だったのかも知れませんね。

タッチフォーヘルスを最後まで学び終えた頃には僕の腰痛はすっかり良くなっていました。。

※タッチフォーヘルスの手法が最も優れているという事を言いたいのではなく、その時の僕にはそのコンセプトを含めて最も響いたという事なんです。

人体はエネルギー

その後も学びを重ねていく中で、人の本質は肉体と云うより心を含めたエネルギー体であること(ソレは魂と言ってもいい)事に確信を深めていきます。

エネルギーは繋がっている

そして孤立した肉体だけではないエネルギーであるからこそ、他の全ての“物”や“事”そして環境にも繋がり影響を受け合っているのです。

例えば、
僕は酷い腰痛があったが為「それを治すキネシオロジーと出会った」とも言えるのです…

過去・現在・未来とも繋がる!

更には、自己も含めたエネルギーは色々な物事と繋がると同時に、時間をも超えて
人生の過去↔現在↔未来
とも繋がっていて、各々に影響しあっているようなのです。

例えば、

過去の辛い出来事が現在にも影響を及ぼしたり…
未来への不安で現在の事がおぼつかなくなる…

などの話しはよく耳にしますよね。

上のお話に登場した二人の患者さんも通ずる所があるかも知れません。
未来への不安が肩の痛みを起こす事で気が紛れたり、
痛みを作り出すことで、“今”に安心出来たり…


その長く続く(体や心の)痛みは、もしかするとアナタの潜在意識(魂)があなたを守り、何かを伝えるためのサインなのかもしれません。。

その痛み苦しみを自身の敵とするのではなく、何かを伝えてくれる“内なる友”として、一度しっかりと穏やかに向き合ってみる事で、色々な発見があるのかも知れません。

そしてそれに「本当に気づいた時」あなたのその痛み苦しみから解放される時のなのかも知れませんね。

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